京都の桜、穴場の桜 井出の桜
3月25日現在のつぼみ


井出の里の桜、この堤の桜はみごとですよ。
刻々変わる、桜の様子をお伝えいたします。
この堤は玉川堤と言います。そしてこの地は橘諸兄(古代奈良朝の重臣)の領地だと言われています。
あじさゐの八重咲くごとく彌(や)つ代にを
いまわせわが背子 見つつ偲はむ
橘 諸兄(もろえ)
(万葉集、巻20-4448)
(訳)
アジサイの花が幾重にも重なって咲くように、あなたもいつまでも元気でいて
ください。アジサイの花を見るたびに、わたしもあなたのことを偲んでいますか
ら。
天平勝宝7年(755)、当時73才で、左大臣だった橘の諸兄は、力を振るっていた藤原仲麿の下で、不安定な日を送っていたのだと言います。
結構なぞの多い人らしいです。
左大臣だった橘の諸兄ということですから、内閣の重要ポストにいた人です。
にもかかわらず、それほどの業績を残したとは聞こえません、
そしてこの井出の里が癒しの場所だったらしく、
この玉川の桜と山吹を愛したようです。
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