静岡県妻恋でのコンサートを行ったドキュメントをNHKで見た。
吉田拓郎が、齢60になるこの年、30年前の再現を試みた。
今から30年以上も前に、この同じ地で初めてコンサートを行った時には、6万人を超える聴衆を集め、伝説のコンサートなどとよばれていたが、
今年も35000人が集まり、人気の健在を示した。
まず、集まった人たちの顔ぶれを見て驚いた。
50代後半の男女である。いわゆる団塊の世代と、それに続く世代。
その連中がこのコンサートを聞くために、わざわざ遠方から集まり、老年の男の歌うさまに夢中になっている。
何が、彼らを、そこまで駆り立てたのか。いささか考え込んでしまったところだ。
若い聴衆とは違い、さすがに熱狂したりはしないまでも、自分と歌い手との一体感に酔いしれているかのようであった。
主催する地元の人の、その日のお客さんの入り、その警備、などなどいろんな心配があったようだが、何よりこのコンサートを楽しんでいた。
カメラは色んな視点からドキュメンタリー作りに精を出していました。
会場に行くバスの中での団塊世代の盛り上がりは、共感出来るもの、即ちそれが明日への人生への糧になると言いたくなる様な、反面人生の持つ摩訶不思議さも感じました。
かぐや姫、南こうせつの出番はホンの一コマ程度したが、南こうせつの言葉は重みがありました。
このコンサートは自然の流れだという、これを逸したら次は無いかも知れないということです。
人生には何度かのチャンスがあります。それを掴みそこなったら2度とチャンスは巡って来ないということと同じです
「結婚しようよ」や「旅の宿」など、吉田の代表曲を聞くと、ひとつの音節
に二つの音(音韻)をあてている場合が多くて、歌そのものに、陰影ともいうべきものが生じて味わい深い。
吉田拓郎(よしだたくろう)・かぐや姫 コンサート・イン・つま恋 1975 / 吉田拓郎(よしだたくろう)/かぐや姫
このつま恋コンサートには、
団塊世代の今後のメッセージがいっぱい含まれていて
趣味の世界、音楽にも積極的に自分を表現する
参加型のコンサートの姿を見て、そのエネルギーを感じました。
